2014年05月31日

《 コンプライアンスから鳥取西高の修学旅行先決定の件を見る 》






  鳥取西高が、コンプライアンス違反してますが?


5月31日の日本海新聞の20面の記事を紹介。




鳥取県教育委員会が教職員の不祥事防止を目的に県立校や県教委事務局に設置したコンプライアンス推進員の研修会が29日、倉吉市内で開かれた。
防止策について民間企業から学ぼうと、企業経営者による講演が行われ、約60人の推進員らが不祥事を起こさないための職場づくりなどについて考えた。

同推進員は、県教職員の懲戒処分(2012年度は12件、13年度は9件)が相次いでいるのを受け、県教委が13年8月に設置。
各校の教頭ら管理職が務めている。


=後略=


―記事ここまで






研修会も済んだところで、早速対応お願いします。



コンプライアンス推進員の管理職であるところの、鳥取西高山本英樹教頭が、「嫌なら受けなければいい」発言をかまし、生徒・保護者や県民の信頼を著しく損なったけど、これはコンプライアンス違反ではないのか?

また、修学旅行先の決定は保護者の意見を汲むこともないまま行われ、隠されたまま、これはコンプライアンス違反ではないのか?


修学旅行の実施に関する文科省の通達類を守ってないみたいですが、それはコンプライアンス違反ではないのか?




…話の順番が悪かったかな…。

コンプライアンスについて触れよ…。


県がホームページ上に出している、鳥取県教職員コンプライアンス行動指針(平成21年12月改正)のPDFをリンク。
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/226744/compliance_h21.12.pdf


このページからまず、コンプライアンスとは何か、説明を引用。


コンプライアンスとは、一般的に「法令遵守」と訳しますが、法令だけにとどまらず、社会の規範及びルールまで含めて遵守することをいいます。

教職員は正職員、臨時職員あるいは常勤、非常勤の区別にかかわらず、全員が公務員である以上、その職務について法令等を遵守することは当然のことであり、県民の信頼を何よりも大切にしなければならない公務員としての立場を認識して、職務以外の法令等、さらには、社会規範、ルール及びマナーについても率先して遵守していくことが求められています。




その下に書かれてあるコンプライアンス向上の取組の意義も抜粋。



やってはいけない(法令等で禁止されている)ことをやらないのは当然のこと、法令等に基づく適正な手続による職務の遂行を最低限の基礎(基本素養)として、その上で、法令により禁止されていなくとも「それを行うことにより県民の信頼を損ねる」行為を行わない、法令により義務化されていなくとも「それを行うことで県民の満足度が向上する」行為を行うということが無意識に行えるように意識を高め、コンプライアンスの向上に取り組んでいきます。



要するに、肝は、

「県民の信頼を損なうような事案の発生を皆無にし、信頼のできる教職員が働く信頼のできる職場にすること」を目指します。


…と、


コンプライアンス向上のための取組は、取り立てて特別なことをするというのではなく、「当たり前のことだから、言わなかったこと」を敢えて言い、根拠法令はもとより、今まで当たり前だと思っていた前例などによる判断、意識などを一から再点検することにより、本来的には当然行われているべき職務遂行の基礎をしっかりと固める取組なのです。


…この2つかなぁ。




では、教育に携わる方々はどうコンプライアンスを向上させるべきなのか?

コンプライアンス向上のための実践の部分を以下に抜粋。



@ 教育振興基本計画・学校運営方針の正確な理解と実践

 ・公務員としての役割、使命を理解し、求められるサービスとは何なのかを考える。

 ・現場主義、県民本位の視点、協働の視点を絶えず意識し、現場の実態、要請を確認する。

 ・教育振興基本計画・学校運営方針を、組織的に点検・評価する。

 ・内外に対してできないことはできないと言う、毅然とした姿勢も必要。

 ・住民と県、市町村と県などの協働化及び役割分担の整理を検討する。

 ・社会実態等に合わない法令等は、改正要望を行う。



A 法令遵守と誠実な職務遂行

 ・全体の奉仕者として公務を効果的、効率的に運営すべき責務を自覚する。

 ・教職員一人ひとりが、県職員の代表として対応している意識を持つ。

 ・相手の立場に立ち、誠実かつ公正に職務を遂行する。



B 根拠・前例・慣行等、日常業務の再点検

 ・事務処理の根拠となる所管法令等を確認する。

 ・社会意識等の変遷により、施策自体が社会実態と懸け離れたものになっていないかを確認する。

 ・慣行及び前例を再点検し、適法性、適合性の検討を行う。

 ・事案の処理に直接関係する法令等以外に抵触する法令がないか、社会常識的な周辺法令(著作権法)等の関係課による横断的な確認をする。

 ・社会規範及び県民の視線からのチェックを行う。



C 24時間服務規律の徹底

 ・絶えず、県民の信頼を何よりも大切にしなければならない教育公務員であるという意識を持ち続ける。

 ・職務遂行中はもとより、公務外、勤務所(校)外、勤務時間外であっても、24時間服務規律を守り、疑惑、不信などを招くような行為をしない。



D 公正性・公平性・客観性の確保

 ・意思決定過程からすべてが公開対象との意識を持ち、公正性、公平性、客観性のある組織的決定を行う。

 ・行政は文書主義が原則。組織的決定の内容を文書にして、適切に保管する。(文書化できない組織的決定は、不正の温床)



E 個人情報の保護及び積極的な情報公開と説明責任

 ・個人情報は細心の注意を払って適正に管理し、不必要な個人情報の収集はしない。

 ・情報は分かり易い表現で積極的に県民に提供する。

 ・組織及びトップの方針をよく理解し、自分の言葉で説明できる。

 ・不祥事を隠さず、原因究明し、再発防止策も含め公表する。


F 組織的判断・決定の徹底

 ・日ごろ相談しやすい、何でも話せる職場の雰囲気作りに努め、報告・連絡・相談の励行に努める。

 ・複雑で困難な案件ほど、速やかに上司へ報告する。

 ・組織全体の責任であると受け止め、所属の部署の権限にこだわらず総合的に問題の解決に当たる。

 ・判断に当たっては、上司等複数による組織的決定を行い単独で(勝手な)判断を行わない。

 ・組織的決定に基づき、適正手続により職務を遂行する。







気になる項目を取り上げる。


・事案の処理に直接関係する法令等以外に抵触する法令がないか、社会常識的な周辺法令(著作権法)等の関係課による横断的な確認をする。

…以下の2つの文科省の通達が守られてないと匿名様の記事で読んだ。

@ 文部次官通達「修学旅行の安全確保について」(文初高第一三九号昭和六三年三月三一日)


「海外修学旅行先の決定に当たっては外務省の渡航情報(海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/参照)」のみならず「報道をはじめとする各種最新の情報を参考に,生徒の安全確保のための慎重な検討を行うこと」と指示しているので、当然「外務省の勧告が出ていない」ことのみをもって安全の判断を行うことは通知文書違反となります。

A 文部科学省初等中等教育局長通知「海外修学旅行の安全確保について(通知)」(平成24年9月25日24文科初第705号)

海外修学旅行に関し、安全や日程、経費等についての「保護者の十分な理解」を求めています。直前に保護者から行き先や経費についての異論が提起されれば同通達への違反が疑われることになります。



・公務員としての役割、使命を理解し、求められるサービスとは何なのかを考える。

…求められるサービスとは何なのかを考えるなら、生徒・保護者に無記名アンケートくらい実施して下さい。



・意思決定過程からすべてが公開対象との意識を持ち、公正性、公平性、客観性のある組織的決定を行う。

…修学旅行先が生徒や保護者の意見も汲まれず決まったみたいですが、決定の過程は公表されてるんでしょうか。
また、修学旅行先は本当に公正で公平で客観的に決められたのでしょうか。



・情報は分かり易い表現で積極的に県民に提供する。

…意見をメールで送っても全然リアクションがないんですが。



・不祥事を隠さず、原因究明し、再発防止策も含め公表する。

…隠してますよね?
修学旅行先が不安な保護者もいるのに聞く耳を持たないし、嫌なら受けるなとパワハラする原因は究明していますか?
昨年と同じく無記名アンケートの実施もないままですし、再発防止もしてないですよね?






教職員や教育委員会のコンプライアンスに関する意見はこちらに送ればいいみたい。
( 鳥取県教職員コンプライアンス行動指針の資料3 教育業務改善ヘルプラインの概要を見てね )


受付窓口

【教育総務課教育行政監察担当】

・連絡手段:電子メール又は封書(電子メールアドレス:kyoui-teian@pref.tottori.jp

・連絡内容が教育行政監察担当の職員又は教育長に関する場合
連絡先:監査委員事務局
(電子メールアドレス:kansaiin_kyouikuhelpline@pref.tottori.jp)











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posted by 前田 at 21:54| Comment(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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